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アルケミスト・夢を旅した少年
  ブラジルの作家パウロコエーリョの名を一躍有名にし、ブラジルのみならず世界中でベストセラーとなったこの作品、ちょっと思うところあって、10年ぶりに本棚から引っ張り出した。
 『何かを強く望めば宇宙のすべてが協力して実現するように助けてくれる』という錬金術師の言葉に背を押され、羊飼いの少年サンチャゴが夢のお告げを信じ宝物を求めピラミッドへ旅に出る。長い旅の途中で常に予想だにしない出来事に遭遇し、そして選択を迫られながら人生の知恵を学んで行く話である。大人の寓話という書評もあるが、私達が日常の些事の片隅に置き忘れたものを再び取り戻したいと思わせるこの小説が私は好きだ。旅の途中で出会った老人が少年に対し、誰もが信じている世界最大の嘘は『人は人生のある時点で、自分に起こってくることをコントロールできなくなり、宿命によって人生を支配されてしまうということだ。』と告げるシーンは何度も何度も読み返した。

 10年前、旅の途中だったある日本人と出会った。彼が差し出した名刺に記された「写真撮る人」という遠慮がちな肩書は、彼が自身へ課した宿題をまだやり遂げていないことを示していた。その彼がアジアの長旅を終え、日本帰国後に友情の証にと贈ってくれたのがこの本である。それから数年後、彼はニコンをスポンサーに東京で念願の個展を開いた。彼は夢を旅した・・・そう彼自身サンチャゴだったのではないかと思う。


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【2010/08/16 08:00 】
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