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家族のかたち
 私の父は頭の良い人だった。祖母の話しでは地元国立大学の教育学部から推薦を貰っていたが、検事を目指した父は法学部を受験するが失敗。その後の数年間は音信不通になったらしい。そして私の母と知り合い結婚したのは私が7歳で弟が5歳の時だった。人間の人生とは実に不思議なものである。もし父が望み通り検事になっていたら私達は出会っていなかったのだから。
 中学2年の春、家庭訪問に来た担任の女性教諭が「複雑な家庭環境にあって非常に明るく真っ直ぐに育っていますね」と母に話した言葉を私はなんて陳腐な台詞だろうと受け止めた。私にとっては血のつながりなど、取るに足らないことであったし、私の父親はこの人をおいて他にはいないと思っている。恐らく弟も同じ気持ちだと思う。

 タイには日本以上に多種多様な家族の形態が存在する。4人家族の全員が異なる姓を持つ核家族、本妻とお妾さんが同居する大家族、田舎の両親や親戚に乳飲み子を預け地方都市に出稼ぎに行く若い夫婦など、これはほんの一例に過ぎない。私の友人はご主人の連れ子を育てているが「誰の子供かなんて関係ないわね~、そういうこと言うのってナンセンスよ。この子に食べさせて教育受けさせて、ちゃんとした大人になって貰う。それしか考えてないもの。」と屈託なく笑う。そこからは偽善やムリを強いている風に感じさせるものは微塵もない。
 
 血のつながりには生物学的な神秘は感じるが、家族の絆を築く上で不可欠なものではない。家族とは人数が揃ったところで形成されるものではなく、色んな道のりを共に歩んで作り上げて行くものだと思う。 
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【2010/08/15 08:00 】
| タイ人とタイ社会 | コメント(3) | トラックバック(0) |
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コメント
同じものを食べて同じ時間を共有し、同じ喜び苦しみの中で生きていればそれは家族だと思います。


よく遊びに行く中国人の友達(同士ですよ)の家には、ただいま、と言って上がりますよ(^-^)




【2010/08/15 15:37】
| URL | garden #-[ 編集] |
日本だけだよ!!我が子、我が子だけが、、、自慢したがるのは。
中国の人、東洋の人は子育てが上手ってゆうか、他人の子まで我が子のように育ててゆく、お話は父が戦争で中国に居た時、話を聞いたことがありますよ!!日本では到底考えられません。
【2010/08/15 17:44】
| URL | かもめさん #vRuDBKIs[ 編集] |
 かもめさんの仰るとおりです。タイの人は預ける方もそして預かる方もいとも簡単に話が成立します。
勿論子供たちも真っ直ぐ育って行きます。
【2010/08/15 22:10】
| URL | buakhaau #-[ 編集] |
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