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甘すぎて・・・
 会社でタイ人から翻訳を頼まれた。枚数にして20枚程度だが写真が貼付されているので文章はその半分、翻訳ボリュームとしては多くないなと快諾するとタイ人がホッとした表情を見せた。早速作業に取り掛かると5分も経たぬうちにあぁぁぁとため息をついてしまった。先日バレンタインのイベントとして社内で恋人自慢のエッセイを募ったのだが、今私のデスクに置かれたファイルはまさにその原稿だったのだ。
 「私達の愛は海のように深い・・・私達の出会いは運命だった、この愛は誰人にも止めることは出来ない。空のような大きな愛は要らない・・・ただずっと変わらず愛して欲しい。あなたは私の人生の全て・・・私がこの世を去る時も出会った頃の気持ちでいて欲しい」など読んでいて顔が赤くなる言葉が羅列されている。凄いな~タイ人って、よくこんなこと書けるよなとつぶやきながらパソコンのキーボードを打つ私に隣りのデスクのタイ人が「感情を込めて訳して下さいよ。」と注文を加えた。私は翻訳の経験は多少あるが、残念ながらこういう甘~い経験は乏しいので気恥ずかしさが先に立ち言葉が見つからない。これなら先日訳した訴状の方がよっぽど楽だった・・・公文書は定型かつ文章も推敲されているが、人の気持ちに雛形はないし、タイ人の書く文章は往々にして起承転結がなくダラダラと続く。自分のタイ語読解力を棚上げして言わせて貰えば、タイ人の文章能力はあまり高くない、国民一人当たりの年間読書量の平均が8行という驚異的な数字が示すように彼らはあまり本を読まないのが一因だろう。
 何はともあれ、無事翻訳を終えたところでお昼を告げるチャイムが鳴った。「今日はもうお腹一杯で何も食べたくないわ~」とタイ人に訳文を渡した。

 老後は田舎に篭り、晴耕雨読の合間に翻訳の仕事で小銭を稼ぐ生活を夢見るようになった私だが、どうもそちらのセンスはなさそうだ・・・
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【2011/02/26 14:09 】
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